経歴

河野直(こうの なお)

Nao KONO

 

職業: 建築家  

生年月日: 1984年5月25日
出身地:広島県三原市

瀬戸内海沿いの小さな町で育ちました。

趣味: 器、日本酒、散歩、音楽

 

自己紹介: 小 学3年生の時、三原に新築されていく実家の建設現場に、「毎日」通って木っ端をかき集めて遊んでいたのが、おそらく「建築家」を志したきっかけ。京都大学 の建築学科に入学した後、人生ではじめての建築現場は、大学1年生の時にアルバイトで勤めた町家改修現場でした。設計者でも監理者でもなく「現場作業員」として勤めた 人生で初めての「体を使って」現場経験をする中で、宮大工である相良昌義氏と出会い、 その腕に染み付いた「手仕事」の美しさに感銘を受ける。

 

大学院では、あまりに閉じられた建築のあり方に居ても立っても居られず、「職人も、住む人も、建築家も、みんなで同じ喜びを分かち合える 建築をつくりたい」と感じ、河野桃子とともに「住まい手参加型設計プロセス」を提唱、模索する。その後色々あって日本を飛び出し、スイスでの設計事務所に 勤務していっぱい苦労する。帰国後の2010年、藤田桃子、相良昌義、相良昌弘 - 設計者二人、職人二人のメンバーで、「職人」「設計者」「住まい手」の三者によって、家/店/ものづくりの喜びを共有できるプロセスモデルを構築し普及す ることをミッションに、つみき設計施工社を創業。日々仕事を楽しみにながら、奮闘中です。

 

千葉県市川市での創業後、たくさんの仲間に恵まれ、「畑」のある暮らしと出会う。「暮らし」という視点から、生産者と消費者の間に立ち、 [衣食住]の暮らしづくりに誰もが参加できる生活の場をつくることを自らのライフワークとする。

 

2012年、パートナーの桃子と結婚。

このまま、だんだんと、暮らしと仕事の境目をなくしていきたい。自分ができることで、人を幸せにできることを増やしていきたい。

つまり、一生「建築家」であり続けようと思う。

 

 

追記.2013年7月に第一子が誕生。

2014年4月 東京工業大学社会工学科真野研究室に社会人ドクターとして入学。つみきの活動と研究を並行。

左から河野直、桃子、相良昌義、昌弘
左から河野直、桃子、相良昌義、昌弘